こんばんは!
私は介護福祉士をしていますが、Twitterやブログでマイナス発言が多いことが気になってきました(´ - ω - `)
職場でも不満の声ばかり…
利用者の介助量は年々増していき、身体的に介助がいる方はもちろんのこと、認知症や精神疾患があるのでわ?
と思われる方もちらほら…
身体的に介助が必要な方の方がコミュニケーションなどが取れる場合があるので意思疎通が出来ますが、認知症の方や精神に病のある方はそうはいかず、行動の意味を探ることから始まり落ち着かせるヒントを集めて行かなくてはコミュニケーションが取りにくく、数秒後には忘れてしまう。
私たち介護職は利用者一人一人の現状をリアルタイムで把握し瞬発的な判断と声掛けで毎日介助に取り組んでいます。
そんな中人員基準があり例えば
https://kaigo.homes.co.jp/qa_article/55/
といったように1人で数人の介助に当たる事を前提に配置されていて、どんなに大変な利用者様でもこの基準をもとにされるので、目が届かない、手が足りないと言った事が起きてしまうのです…利用者の介護度も考慮されてはいますが、数字でしか見られていないので…
かりに要介護3の利用者が二人います。
彼らは介護度は同じでも1人はある程度見守れば動作は出来るがコミュニケーションが取れない。
もう1人は動作は介助が必要だがコミュニケーションは取れる。
どちらの方も一人で見るとしたら…
前者の方はウロウロしながら目がはなせず、認知力が低下しているため危険、声掛けも理解しにくい為危険動作を繰り返す。
後者はどの動作にも手がいるため要望があれば介助する、認知力はあるため要望が頻回であったり、動作をしようとして転倒などのリスクがある…
など…一人でこれだけの介助量をこなすには新人介護職にはなかなか難しく、まず2人を見守るには介護年数と技と先を読む力が必要になってきます。
誰でも出来る仕事と言われますが…鉄のハートが必要です( ˘ ³˘)♡
なので皆さんの不満も出てくるわけです( •́ㅿ•̀ )
ブラックな会社は人員基準を満たす為に名前だけ使ったりしていますから現場は本当に人手不足になるのです。
マイナス発言やイメージは今後も収まらないと思います。ですが同僚や後輩にきつく当たったり利用者さんにきつく当たったりするひとを見かけますが、
そんな事をするくらいストレスなら続けない方がいいと思います。
自分にも相手にも何も良い事がないですよね。
熱血介護職員にならなくていいですが、広い気持ちと少しの抜け感がないとチームでは動けませんよね。
やり方にこだわるより効率的に業務をこなし、安全快適な空間で仕事が出来る事が職員にも利用者にも良いと思います。
人に関わる仕事は辛いことが沢山ありますが無理をせず自分の限界を知ることも大事です。
今の介護業界は個人は守れないとおもいます。
自分で知識をつけ、良い悪いの区別をもち、ダメなら会社を変わる、介護や福祉から離れてみる。と自分を守ってください。
沢山の福祉人で業界が変わると、魅力ある業界になるのでしょうね…
皆で変えて行けたらいいですね୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧