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介護事業所コロナ対策

コロナ禍で対策をしている介護事業所はたくさんありますが、多様な営業スタイルをとる事業所は対策が難しいのが現状です。

入所のみの施設は外部との接触を限定することへの対策は立てやすく働く職員の意識で守られています。

ですが、入所を利用する方よりも『通所介護』を利用する方の人数が多く、利用頻度や利用する事業所も個人で違うため、複数の事業所を利用している方も少なくありません。

そんな環境で感染対策をとるには困難な事ばかりで、まして利用者は、介護が必要な認知レベル。

世間では入所介護の方が大変と思われていますが、通所で認知レベルは低いが体は自由に動く方の介護が一番デリケートであり難しい。目も離せない人が多く行動も予想がつかない。そんな状況で、手指の消毒やうがいは伝わらないことがあり、一人の利用者へ動作を促す為に職員が付ききりになる。

一日平均25~30名ほど利用者が来所するのに介護職員数は4名か5名。

入浴介助へ職員が取られると、2名や1名で見守り介助をしながらトイレ介助などもするため常に危険がある。

通常でこんな状況なのに、感染予防で所内を消毒してまわり、利用者の検温を来所時と退所前にすりなど、各事業所で予防に取り組んでいます。

家族の就労状況の把握もしておく事も予防に繋がりますが、実際のところはグレーで信じるしかないのが現状。

 

こういった取り組みを行う中で福祉従事者は医療従事者と違い危険はない様なことを言われてしまうと辛いですね。

 

ですが、厚生労働省より『緊急包括支援事業』

https://news.yahoo.co.jp/articles/658059c14f77ee6c78291cec115a7a7bb681281d

の措置をとることが決まりました。

ありがたい事ですが、このコロナ禍で今まで見られなかった部分も見ていただき、利用者や従事者に良い環境へ変えて行けたらと考えていただきたいです。