「尿臭がすごいから芳香剤を買ってこい」劣悪介護施設が家族を罵倒した、ありえない言葉 介護施設のアタリとハズレ実体験記 | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)
この記事を読んでいて、介護士側からすると
、
- 状態を伝える
- 介護拒否の具合
- 生活用品の購入
これらを伝えるのは『家族』に状態を知っておいてもらうため。
物品の購入も家族との相談がいる事が暗黙の了解。
これら全ては『把握』してもらって置かないと問題が起きた時に説明の仕様が無くなるし家族からの不信感にも伝わる。
介護拒否は利用者が全力で拒否してバランスを崩し転倒なんてことにも繋がるし、日頃から拒否がある様子やどれほどの拒否なのか?
失禁をそのままにした。
これは体に触ると暴力が出たりする為、タイミングを伺ったり、その日のスタッフが代わる代わる声をかけて何とか着替えができる状態だったのかもしれないし、頑なにその日は受け入れて貰えない日もある。
これを無理に更衣させアザができたり職員が殴られたり利用者本人も暴れて怪我をしたりいい事はひとつもありません。
落ち着くのを待ってタイミングを見るのです。
暴れる
これは『全力です』
介護経験のない方は現場を見ると騒然とするでしょう。
汚物を処理中、お風呂に入る前など大体この辺りに介護拒否がでますが、蹴られるなんて日常茶飯事。
メガネなんてつけていたらこちらが怪我をしたこともあります。
汚物処り中、入浴前は現場環境にも気をつけなくては確実に利用者が怪我をします。
そんな状態では清潔を保持する事より安全な状態を選ぶため、時間をずらします。
利用者は沢山いる
入所施設での1人をケアできる時間は短く、次々と利用者が待っている為『傾聴』なんて出来ないのが現状。
ゆっくりとケアしたいのはどの介護士も思っていますが、現状では難しいです。
施設に入れたから関わらない
これが一番困ります。
本人家族の意見に寄り添った介護。
これは話し合いなくしてはできません。
ですが『丸投げ』です。
そして苦情になる案件も
施設にそこも求めているのか…
施設に入れたら家族だと思ってないのか?
といった事が多くあがります。
例えば『帰りたい』
家族『そんなこと言い出さないようにどうにか説得してくれますか?帰ってこられても困ります』
物取り症状では『施設内にいるのだから後で返してくれたらだれもこまりませんよね?うちのおじいちゃんに貸してください』
物取り=借りる
ムムム(´⌒`)
と言った様子ですね。
家族も大変なのはわかります。そして私たちはお手伝いをする。
けれど、介護士はすべてに責任を押し付けられ理不尽な苦情をいわれるためにケアしているのではなく
介護士のプロ
これはどう生活の質が向上するか?精神面の保持と科学的に元ずいたケアを提供するのが業務内容です。
何でも屋さんではありません。
問題は一緒に解決するように家族も協力してください。