介護業界に入って7年が経ちます。
この7年間に出会った利用者さん達には沢山の方がいて、色々な疾患を持たれていました。
認知状態、身体状況。
これらをしっかり観察することで関わり方が見えてきます。
同じケアで上手く行くこともあれば、個別対応を必要とする人もいます。
何が言いたいか…相手が必要とすることに敏感になることがスムーズに関わりをとることが出来て、業務が進む。
必然的に人員配置が足りない。
利用者の状態に施設があっていない。
家族の理解が得られていない。
押さえなければいけない所が疎かな為、業務に追われ良いサービス展開が出来ていない。
ただ施設に入れば利用者の状態が安定すると考えているのは安易すぎであり
多岐に渡る施設があるなか使いこなせていない行政に問題があるのではないか?
ケアマネ、ソーシャルワーカーはサービス色が強すぎて家族への助言や利用者の状態を把握を出来ていない。
現場経験が浅い事も起因しているのではないか?
世間の考え方が変われば、その都度関わり方も変える必要がある。
たが利用者の状態を正確に家族に伝えるのは大切な事であり、使う施設もその人にあった施設が分かるまでショートステイなど沢山の施設を利用するべきで、場所が変わりすぎると不穏になる事は分かっているが、長い介護生活のなか合わない施設を利用させられる苦痛も把握するべきだと現場の声もあるのです。
『選べる介護』のはずなのに、選ぶための情報が少なく、言われるまま利用するしかないのは措置時代から何も変わっていないのではないでしょうか?
施設を利用するのは本人で家族や関係者はフォローする。
主体が『家族』になっているのは、施設や行政の関わり方が原因だとおもいます。