以前『介護福祉士の仕事』について記事にしましたが
今回、TVやネットニュースにも上がる
賃上げ
今までも散々言われてきた案件。
保育士・介護職の賃上げ「労働者に確実に行き渡る仕組みを」 岸田政権問われる本気度:東京新聞 TOKYO Web
確かに!介護職員とナースとの給料差は5万から10万程はあります!
ナースは確かに介護施設では司令塔!
病院に搬送するのか?経過を見るのか?
医師が常勤ではない為、ナースはとても判断力が必要なのです!
責任がかかってくる事を考えれば、その恩給として収入が高いのも納得できます!
だが、だが!
仕事をしないナースもいるわけで、ベテラン介護職員の方が手際よく段取りしてしまうこともあるのです。ただ資格がないとできない業務が沢山ある看護師。
『あのベテランさんはすぐにでもナースの資格を取れば良い』
とすら思う先輩方もいます。
資格で給金に差があるのは仕方ない。
けれど、
スキルアップするための支援も国は行うべきです!
老健や医療現場に近い部署で永年医者や看護師と共に働いてきた介護職員にはそれなりの知識はついています。
それを考慮して准看からでも試験を受けれるようにするとか!
頑張ろうとする人の道を広げなくてはならないとおもいます。
ただ賃上げするだけではサボりながらお金を貰う人が出てきます。
どの資格保持者も『ずるい人』いるわけで、
一生懸命働いている人達が辞めていきます。
今、人間関係が問題になっているのは
ずるさなんです。
資格の上にあぐらをかいて、勤務年数の上にあぐらをかいて仕事をしない。
これが1番の問題。賃金はモチベーションは上がるけど根本的な解決にはなりません。
どんどん高齢者の状態も変わってきて、病変は5年前より格段に悪い。認知症もメディアで言われるような綺麗なものでは無い。
精神疾患者も増加傾向。
介護の教科書に乗っているような対応が出来る利用者なんてひと握りです。
大半が意思疎通が難しく暴力暴言がある。
そんな現場で見合った給与っていくらですか?
疾患者と職員がうまく生活出来る環境を整えるのが先決!
人員配置
労働時間
シフトやローテーションの組み方
利用者の福祉用具の充実
余暇の充実
入浴環境の整備
上げだしたらキリがない…
施設は高齢者にとって生活の場!
家です!
その人に似合った環境と似合った対人関係が必要です。
仕事で働く職員だって『良い空間』を提供したいんです。
それには給金だけの問題じゃないんですよ!
社会全体にアンケートでも取れば良いのじゃないかしら?
そして医療、福祉、保育は人間に必要なんだから公務扱いでよろしんでなくて?
一般企業の良いところをいかせてないじゃん。ルールは必要。でもルールの必要性を考えようよ。
今高齢者に必要なルールは、新設して行かなくてはなりません。
古い教科書どうりじゃ、理想を追うだけでは介助出来ませーん!